えるたその日記

日々思ったことを適当に書き連ねる場所

実家のうどん屋について思うこと

うちの実家はうどん屋をやっている。しかしいまいち奮わない。
赤字続きというわけではないがどーんと黒字というわけでもない。
というわけでどうすれば経営が上手くいくか考えてみた。

SNSを活用する

今の時代、ネットが普及していて2019年2月のスマホ利用率は全体でなんと85%超えだという。
国民の多くがネットを使えるこの時代、昔のように新聞広告やCMで宣伝をせずともネットだけでじゅうぶんと言っていいほど集客ができる時代だ。

 

特に飲食店と相性が良いのが"SNS"
昨今SNSを利用して売り上げを上げているお店は多い。ではなぜSNSと相性が良いのか。
それは利用客が勝手に広めてくれるということ。

利用客が勝手に感想とともに発信し、それを見た人たちがまた食べに来て広まっていく…言うなれば大規模な口コミというところか。
こっち側が何もしなくても自動的に広まっていくので非常に効率的なのである。

 

ではどうすればSNSで発信してもらえるようなメニューが提供できるか。

現在日本のSNSで主流なものはインスタツイッター
その2つは利用層が分かれていてインスタは主に10~20代の女子、ツイッターはわりと幅広い層が利用しているように思える。
これらを利用していく上で考えるのはターゲット層をどこに置くか。

 

例えば若い層を狙うならばインスタを重点的に攻めるのが良いと思う。
インスタでウケる要素は第一に見た目だろう。
インパクトのある見た目ならそれだけでウケる。遠方からの客も獲得できるだろう。
例えば色を多く取り入れたメニューにしてみたり…おもいっきりおしゃれな盛り付けにしてみたり…なんなら肉を一切使わないヴィーガンメニューなんてのもありかもしれない。
そんな感じで見た目>味のインパクト重視のメニューが必要となってくる。

 

ツイッターならばデカ盛りなどが手っ取り早いだろう。もちろんインスタと同じメニューでも通用する。
ツイッターは色んな人が呟いて広めていく、というよりかは個人が発信してバズらせるというスタイルなのでインスタよりも手っ取り早く、より実感的に流行らせることができるだろう。

 

そして両者とも重要になるのが写真。
SNSというのは写真が一番大切になってくる。
SNSというのは基本的に、文字と写真で情報を伝えるが、正直言って文字で魅力を伝えるというのは難しい。
「美味しい」と書いたところでそんな感想誰でも書けるありふれた情報に過ぎない。そんな情報は世の中にごまんとある。
しかし写真は違ってその店だけをアピールすることができる。情報も100パーセント伝えることができるのだ。

なので視覚的にインパクトのあるメニューというのは重要になってくる。


②外国人を取り入れる

昨今ネットの普及により情報は海外に向けても発信できるようになっている。
私は池袋によく足を運ぶのだが、池袋の無敵家というラーメン屋はいつも外国人客で行列ができている。
近所にはラーメン屋がいくつもあるのだがその店だけはいつも行列。
その客の正体は中国人。どうやら海外で口コミが広まっているらしい。


日本に旅行で来ている人というのは多少距離があっても足を運んでくれる。
料金がたかくても食べてくれる。
経営側としては非常にありがたい存在といえるだろう。

 

ではどうやって海外層の支持を得るか?
まず外国人が来たいと思うような要素を取り入れることが重要だ。

 

詳細はここに書いてることがほとんどなので参照

lifepepper.co.jp

 

具体的なやり方としては、アジア圏を狙うならばNAVARまとめを利用するのが手っ取り早いと感じる。
ライターを雇いあっちの国向け言語で記事を書いてもらう。
そうすることによって異国に人達に存在を知ってもらいアピールするのだ。
海外に食べログのようなサイトがあればそこでアピールするのも良いだろう。

「うどん」は日本ならではの食べ物だし海外の人にも興味を持ってもらいやすい食べ物だと思う。アピール次第では十分に勝負できる題材だ。

 

また今はオリンピックを控えていて埼玉でもいくつかの競技が実施される。
また都内からわりと近いこともあり外国人観光客を誘導することは比較的容易にできる環境だと思われる。
だからこそ仕掛けるならば今がチャンスかもしれない。


3 メニューを絞る

 

今うちはうどん屋兼居酒屋のような状態となっているが、正直どっちつかずの状態と私は思っている。
というのもお客目線だと、このお店は何のお店?うどん、それとも飲み屋?よくわからない…と感じてしまうからだ。
売り出すのなら一つに絞ってそれを追求すべきだと感じる。
そうすることによりお店側の負担は減り、商品にかかるコストも下げられ、利用者としても分かりやすくなる。


というか、そもそもメニューをやたらに増やすメリットはあまりないと私は感じる。

それこそ色んなつまみや安い酒が飲みたいのならチェーンの大衆居酒屋に行けばよいしたくさんの種類の安いうどんを食べたいのなら富士そばなんかに行けばよい。


そもそも個人店にくるお客さんっていうのはそういうところでは食べれないものを求めて来るんだと思う。
だからこそ、同じ土俵で勝負する意味はなく、べつの視点から攻めるのが効果的だと感じる。それこそ、デカ盛りだったり…めちゃくちゃ味が旨かったり、とにかくそこでしか体験できないものが必要なのだ。
他の場所で代替できるものはいずれ淘汰されていくのでそこに行くだけの理由となる唯一無二が必要だ。